平成31年3月16日（土曜日）看護部　ナラティブ発表会を開催しました。発表者は鹿児島徳洲会に新卒で入職した1～3年目の看護師です。
ナラティブとは、臨床での出来事やその場面を一人称の物語に記述したものです。ナラティブに記述することで、普段行っている看護実践の内容が見えやすくなり、大切にしている看護観が反映されます。発表者は、自分が記憶に残っている出来事を文章に起こして提出し発表しました。
発表者は、「技術面・薬剤の影響や疾患の経過などもですが、患者に寄り添い精神的に支えることの大切さを改めて学びました」などと発表していました。
教育委員からは、「初心の志を改めて思い出すことができました。後輩たちを指導、教育していくことが自分たちに課された課題であると思いました」という感想が聞かれました。
一日一日を積み重ね、全職員が鹿児島徳洲会病院　看護部の基本理念である「心に届く看護」ができるように、新人職員を含め後輩職員を指導・教育していける人材育成に努めていきたいです。

（看護部教育担当　看護師長　田中奈美子）