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台湾病院見学

平成31年3月22日 台北市立萬芳(ワンファン)病院に院長をはじめ9名のスタッフで見学に行ってきました。
(外来3000人/日 病棟 約700床 85%~90%稼働 平均在院日数 7日)

台湾でも3本の指に入るJCI取得した大学附属病院です。

見学者(VISITER)へのおもてなしが素晴らしい
1日見学コースで、飽きさせないプログラムを用意していただいていました。プレゼンと見学を交互に作成されたプログラムで見学者に優しい内容でした。
プログラムAM
院長挨拶⇒病院概要説明⇒組織のリスクマネージメント、TQMのプレゼン⇒検査・放射線・外来部門見学
プログラムPM
病院情報管理 ITからAIへプレゼン⇒スマートIT病棟見学⇒ICU/OP室見学

日本の先を行くIT化
健康保険証が診察券になっており、他病院とのCTやMRIなどの重複検査が防げる仕組みとなっていました。また、ラインから診察の予約がとれ、簡単な問診もできます。その内容が、電子カルテに記録として残る仕組みとなっています。
台湾では、少子高齢化は日本の7年遅れくらいで到来するそうですが、人的資源を有効に活用するために、IT化が進み、AIへの活用のためのデータベースにしていく取り組みが活発にされていました。

組織化された目標管理
組織化された病院であり、建物(ハード面)というよりソフト面で非常に参考になる病院でした。院長が立案した目標にたいして、各部門が指標を用いて目標管理をしていました。その目標も、リアルタイムにデジタル化したデータを誰の目にもわかりやすくディスプレイしていました。

対応してくださった萬芳(ワンファン)病院のスタッフの皆様に感謝しています。