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似顔絵セラピー

去る9月25日に2019年度 九州ブロック「元気講座」が開催されました。
今回のテーマは「似顔絵セラピー」という私には馴染みのないものでした。絵を描くのかな?できるかな?と思いつつ参加させてもらいました。
「似顔絵セラピー」は病院や様々な施設などで似顔絵を通して病気で落ち込んでいる人に元気をもたらしてくれるものです。患者さんをそのまま描くのではなくお話をしながら元気だった頃や楽しく過ごした日々のことを思い描いていきます。そして患者さんやご家族、周りの人を笑顔にさせる活動です。
最初に講師のイラストレターの村岡ケンイチ氏の講話を聞き、似顔絵の描き方のお手本を示してもらいポイントを学びました。私も似顔絵を描くのですがなかなか難しく描けませんでした。私をモデルに描いてくれたのは大隅鹿屋病院に勤務する35歳の若者でした。彼は私にいろいろと声かけをしながらスラスラと描いてくれました。私はなぜこんなに鉛筆が動くのか不思議でした。描き終えて見せてもらった時、まあ!びっくり!私の特徴や背景を取り入れて、なんと素晴らしい似顔絵が出来上がっていました。自分がこんなに可愛く描いてもらってとても癒やされ楽しいひとときを過ごすことができました。

看護師支援相談室 大濱 良子